# ハカセ×MIA 人間と猫のカラダから読み解く対談シリーズ
自然の叡智シリーズ Vol.5腸内細菌が喜ぶのは自然の食材──見えない共生者たち
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腸は「もう一つの臓器」
ハカセ まず、腸内細菌の規模を知ってください。
猫の腸内細菌の数
総数:約1〜10兆個
– 猫の体細胞の数:約2兆個
– つまり、腸内細菌の数 > 猫の細胞の数
重量:約100〜200g
– 猫の体重の約2〜4%
– 肝臓とほぼ同じ重さ
遺伝子数:約100万種類以上
– 猫の遺伝子:約2万個
– つまり、腸内細菌の遺伝子 ≫ 猫の遺伝子
だから、腸内細菌は「もう一つの臓器」と呼ばれるんです。
ハカセ たくさんの重要な仕事をしているんですよ。
腸内細菌の役割
1. 消化を助ける
– 食物繊維を分解
– 短鎖脂肪酸を産生(腸のエネルギー源)
– ビタミンK、B群を合成
2. 免疫を調整する
– 腸管免疫の70%を担う
– 病原菌の侵入を防ぐ
– 免疫細胞を訓練する
3. 栄養素の吸収を助ける
– ミネラルの吸収を促進
– アミノ酸の代謝を助ける
4. 有害物質を分解
– 毒素を無毒化
– 発がん物質を分解
5. セロトニンなどの神経伝達物質を産生
– 腸は「第二の脳」
– 気分や行動にも影響
つまり、腸内細菌は猫の健康の「要」なんです。
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「善玉菌」と「悪玉菌」のバランス
ハカセ 簡単に言うと:
善玉菌(有益菌)
代表例:
– ビフィズス菌
– ラクトバチルス(乳酸菌)
– 酪酸産生菌
働き:
– 腸内環境を酸性に保つ(悪玉菌が育ちにくい)
– 短鎖脂肪酸を作る(腸粘膜の栄養)
– 免疫を強化
– ビタミンを合成
悪玉菌(有害菌)
代表例:
– クロストリジウム(一部)
– 大腸菌(病原性株)
– ウェルシュ菌
働き:
– タンパク質を腐敗させる
– 有害物質(インドール、スカトール、アンモニアなど)を産生
– 炎症を引き起こす
– 下痢や便秘の原因に
日和見菌
特徴:
– 善玉菌が多いと、大人しい
– 悪玉菌が多いと、悪玉側に加勢する
– 腸内細菌の大部分を占める
重要:
悪玉菌を「ゼロ」にする必要はありません。
「善玉菌 > 悪玉菌」のバランスが大事なんです。
理想的な比率:
善玉菌:日和見菌:悪玉菌 = 2:7:1
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人工鉄は悪玉菌を増やす
ハカセ これが、今日の最も重要なポイントの一つなんです。
鉄と腸内細菌の関係
実は、細菌も鉄が必要なんです。
– 細菌も酵素を作るのに鉄を使う
– 増殖するのに鉄が必要
でも、問題は「どんな形の鉄か」なんです。
無機鉄(硫酸鉄など)の場合
↓
吸収されなかった余剰の鉄が腸内に残る
↓
悪玉菌が遊離鉄を利用しやすい
↓
悪玉菌(大腸菌、クロストリジウムなど)が増殖
↓
善玉菌が競争に負ける
↓
腸内環境が悪化
なぜ悪玉菌が有利なのか?
– 悪玉菌は「遊離鉄イオン」を取り込むのが得意
– 無機鉄は腸内で「遊離鉄」として存在しやすい
– 善玉菌より悪玉菌の方が、鉄を奪い合う競争で強い
ヘム鉄(自然な肉・レバー由来)の場合
↓
タンパク質に包まれているので、遊離鉄にならない
↓
専用の吸収経路(HCP1)から効率よく吸収される
↓
腸内に余剰鉄が残りにくい
↓
悪玉菌が利用できない
↓
腸内環境が保たれる
つまり:
– 無機鉄:悪玉菌の「エサ」になる
– ヘム鉄:悪玉菌が利用できない
だから、自然な鉄の方が腸内細菌に優しいんです。
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活性酸素と腸粘膜へのダメージ
ハカセ さらに、無機鉄にはもう一つ問題があるんです。
無機鉄が引き起こす酸化ストレス
遊離鉄イオンの危険性:
↓
フェントン反応が起こる
(Fe²⁺ + H₂O₂ → Fe³⁺ + OH• + OH⁻)
↓
ヒドロキシルラジカル(OH•)が発生
↓
最も強力な活性酸素の一つ
↓
腸粘膜を傷つける
↓
炎症が起こる
↓
腸管バリアが弱くなる
↓
リーキーガット(腸管透過性亢進)
リーキーガット(Leaky Gut)とは:
– 腸粘膜の「バリア」が壊れた状態
– 本来吸収されないはずの物質(毒素、未消化タンパク質)が血液に入る
– アレルギー、慢性炎症の原因に
ヘム鉄は酸化しにくい
↓
遊離鉄イオンにならない
↓
フェントン反応が起こらない
↓
活性酸素が発生しない
↓
腸粘膜が守られる
だから、自然な鉄は腸に優しいんです。
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自然な食材には「腸内細菌へのご馳走」がある
ハカセ 鋭い!その通りです。自然な食材には、腸内細菌が喜ぶ成分がたくさん含まれているんですよ。
プレバイオティクス:善玉菌のエサ
プレバイオティクスとは:
– 善玉菌が好んで食べる成分
– 消化されずに大腸まで届く
– 善玉菌を増やす
自然な食材に含まれるプレバイオティクス:
1. オリゴ糖
– 肉、魚にも微量に含まれる
– 特に内臓(レバー、心臓)に豊富
– 善玉菌が発酵させて短鎖脂肪酸を作る
2. 食物繊維(少量)
– 獲物の消化管内容物に含まれる
– 野菜(少量なら猫にも有用)
– 善玉菌のエサになる
3. ムコ多糖類
– 軟骨、骨の周りに含まれる
– コラーゲン、コンドロイチン
– 腸粘膜を保護する
4. グリコサミノグリカン
– 骨や軟骨に含まれる
– 腸内細菌の多様性を高める
加工食品には「ない」もの
高温加工されたフード:
– オリゴ糖が変性・破壊される
– ムコ多糖類が失われる
– 「生きた」酵素がない
– プレバイオティクスがほとんど残らない
という研究結果もあるんです。
ハカセ そうなんです。いくつかの研究で示されているんですよ。
Bermingham ら(2018)の5年間研究では、乾燥フードと缶詰フードという異なる加工形態を継続した猫で、腸内細菌の構成と発酵産物(短鎖脂肪酸)のプロファイルが大きく異なることが示された。
これは、加工過程による“発酵基質の種類と量”の違いが、腸内の代謝活動そのものを左右することを示唆している。
微生物にとってそれは、燃料の質が変わるようなもの。
- 猫の腸内細菌叢は、加工度と栄養バランスで大きく変化する。
- 自然食(raw / whole prey)は、多様性を維持しやすいが、必ずしも「善玉菌が増える」とは限らない。
- 総合栄養食でも、繊維源・水分・たんぱく源の設計次第で、腸内環境は良好に保てる。
- 最も重要なのは、「どんな食材を、どの組み合わせで、どのように与えるか」。
——腸はその答えを、毎日の便で静かに教えてくれます。
その他参考資料:
– Kerr KR, et al. “Influence of dietary protein and carbohydrate sources on feline fecal microbiota.” Journal of Animal Science, 2013.
– Bermingham EN, et al. “The fecal microbiota in the domestic cat is influenced by interactions between age and diet.” Veterinary Microbiology, 2013.
– Hooda S, et al. “The gut microbiome of kittens is affected by dietary protein:carbohydrate ratio and associated with systemic immunity and obesity.” PLoS One, 2013.
でも、だからといって…
「総合栄養食は悪」というわけではありません。
現実的な対策:
– ベースは総合栄養食でOK
– トッピングで多様性を
– 週2〜3回:新鮮な肉、魚
– 週1〜2回:レバーや内臓
– 骨ごと食べられる小魚
– これだけで腸内細菌の多様性は大きく改善する
MIAさんのように、手作り食で新鮮なイワシやサバを骨ごと与えている方が、実は腸内環境にとっても最高なんですよ。
「完璧」を目指す必要はないけど、「多様性」を意識するだけで、猫ちゃんの腸内環境は劇的に変わります。
短鎖脂肪酸:腸の「燃料」
ハカセ ここで、短鎖脂肪酸という重要な物質について説明しましょう。
短鎖脂肪酸(SCFA: Short-Chain Fatty Acids)とは
主な種類:
– 酢酸(Acetate)
– プロピオン酸(Propionate)
– 酪酸(Butyrate)
どうやって作られるか:
↓
発酵する
↓
短鎖脂肪酸を産生
↓
腸粘膜細胞のエネルギー源になる
短鎖脂肪酸の働き
1. 腸粘膜のエネルギー源
– 大腸の細胞は、エネルギーの70%を短鎖脂肪酸から得る
– 特に酪酸が重要
2. 腸のバリア機能を強化
– 粘膜細胞の増殖を促進
– タイトジャンクション(細胞間の結合)を強化
– リーキーガットを防ぐ
3. 炎症を抑える
– 抗炎症作用
– 免疫を調整
4. pHを下げる(酸性にする)
– 悪玉菌が育ちにくい環境を作る
5. 全身に良い影響
– 血糖値の調整
– 肥満の予防
– 免疫の強化
つまり、善玉菌が元気だと、短鎖脂肪酸がたくさん作られ、腸が健康になるんです。
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ポリフェノールと腸内細菌
ハカセ もう一つ、意外なものが腸内細菌に影響を与えているんです。それがポリフェノールです。
ポリフェノールとは
植物由来の抗酸化物質
– 果物、野菜、ハーブに含まれる
– ブルーベリー、クランベリー、緑茶など
猫は肉食だけど、ポリフェノールも有用?
はい!野生の猫は:
– 獲物の消化管内容物を食べる
– そこに植物由来のポリフェノールが含まれる
– 少量だが、腸内細菌に影響を与える
ポリフェノールと腸内細菌の相互作用
↓
小腸では吸収されにくい
↓
大腸まで届く
↓
善玉菌がポリフェノールを代謝
↓
より強力な抗酸化物質に変換される
↓
全身に良い影響
さらに:
– ポリフェノールは善玉菌を増やす
– 悪玉菌を抑制する
– 腸のバリア機能を強化
つまり、少量の植物性食材(ブルーベリー、かぼちゃなど)も、腸内環境に良い影響があるんです。
もちろん、猫は肉食なので「主食」ではありませんが、トッピング程度なら有用なんですよ。
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タンパク質の質と腸内細菌
ハカセ はい、大いに影響します!そして、タンパク質の「質」が重要なんです。
消化されやすいタンパク質
新鮮な肉、魚:
– 高品質なタンパク質
– 小腸でほぼ完全に消化・吸収される
– 大腸に到達する量が少ない
↓
小腸で効率よく消化
↓
アミノ酸として吸収される
↓
大腸に未消化タンパク質がほとんど残らない
↓
悪玉菌が増えにくい
消化されにくいタンパク質
加工度の高い肉副産物、レンダリング肉:
– 変性したタンパク質
– 消化しにくい
– 大腸まで届く
↓
小腸で消化しきれない
↓
未消化タンパク質が大腸に到達
↓
悪玉菌がタンパク質を腐敗させる
↓
有害物質を産生(インドール、スカトール、アンモニアなど)
↓
腸内環境が悪化
↓
便が臭くなる、下痢、便秘
だから、「タンパク質が多ければ良い」わけじゃないんです。「質の良いタンパク質」が大事。
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加工食品と腸内環境の悪化
ハカセ ここまでの話をまとめると、加工度の高いフードは腸内環境を悪化させやすいんです。
加工食品の問題点
1. 無機鉄の添加
– 悪玉菌を増やす
– 活性酸素を発生させる
2. 高温処理
– オリゴ糖、ムコ多糖類が破壊される
– プレバイオティクスがなくなる
– 酵素が失活する
3. 質の悪いタンパク質
– 消化されにくい
– 悪玉菌のエサになる
4. 添加物
– 保存料、酸化防止剤(BHA、BHTなど)
– 腸内細菌の多様性を減らす
– 善玉菌を殺してしまうことも
5. 食物繊維の不足
– 総合栄養食には最低限しか含まれない
– 善玉菌のエサが足りない
結果として
↓
善玉菌が減る
↓
悪玉菌が増える
↓
短鎖脂肪酸が減る
↓
腸粘膜が弱くなる
↓
慢性的な炎症
↓
免疫力低下、アレルギー、IBD(炎症性腸疾患)のリスク
これが、「総合栄養食だけ」を食べている猫に、消化器トラブルが多い理由の一つなんです。
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自然な食事と腸内細菌の多様性
ハカセ 自然な食事は、腸内細菌の多様性を高めるんです。
多様性が大事な理由
腸内細菌の多様性が高い:
– 様々な種類の善玉菌がいる
– 一つの菌が減っても、他がカバーできる
– 病原菌が入っても、排除しやすい
– 免疫が強い
腸内細菌の多様性が低い:
– 特定の菌だけが多い
– バランスが崩れやすい
– 病気になりやすい
自然な食事がもたらす多様性
多様な食材:
– 鶏肉、牛肉、魚、レバー、心臓、卵など
– それぞれが異なる栄養素を持つ
– 異なる善玉菌を育てる
新鮮さ:
– 生肉には「乳酸菌」などが自然に付着している
– これがプロバイオティクス(善玉菌そのもの)になる
– 発酵食品のような効果
骨、軟骨:
– ムコ多糖類、グリコサミノグリカン
– 特定の善玉菌を育てる
少量の植物性食材:
– ポリフェノール、食物繊維
– 善玉菌の多様性を高める
↓
様々な種類の善玉菌が育つ
↓
腸内細菌の多様性が高まる
↓
短鎖脂肪酸が豊富に産生される
↓
腸粘膜が強化される
↓
免疫力が高まる
↓
全身が健康に
これが、自然な食事の力なんです。
プロバイオティクスとプレバイオティクス
ハカセ ここで、よく聞く2つの用語を整理しておきましょう。
プロバイオティクス(Probiotics)
定義:
– 善玉菌そのもの
– 生きた微生物
例:
– ビフィズス菌
– 乳酸菌
– 酪酸産生菌
自然な食材では:
– 新鮮な生肉に自然に付着
– 発酵食品(猫にはあまり与えないが)
プレバイオティクス(Prebiotics)
定義:
– 善玉菌のエサ
– 消化されずに大腸に届く成分
例:
– オリゴ糖
– 食物繊維(イヌリン、フラクトオリゴ糖など)
– ムコ多糖類
自然な食材では:
– 内臓、骨、軟骨に含まれる
– 獲物の消化管内容物
シンバイオティクス(Synbiotics)
定義:
– プロバイオティクス + プレバイオティクス
– 善玉菌とそのエサを同時に摂る
自然な食事は、実は「シンバイオティクス」:
– 新鮮な肉(プロバイオティクス)
– + 内臓、骨(プレバイオティクス)
– = 最強の組み合わせ
だから、自然な食事は腸内環境に最高なんです。
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まとめ:腸内細菌は「見えない臓器」
ハカセ そうなんです。今日学んだことを整理しましょう。
今日の重要ポイント
1. 腸内細菌は「もう一つの臓器」
– 数兆個、体重の2〜4%
– 消化、免疫、栄養吸収など重要な役割
2. 人工鉄は悪玉菌を増やす
– 無機鉄は悪玉菌のエサになる
– 活性酸素を発生させ、腸粘膜を傷つける
– ヘム鉄は腸内細菌に優しい
3. 自然な食材には「腸内細菌へのご馳走」がある
– オリゴ糖、ムコ多糖類、ポリフェノール
– プレバイオティクスが豊富
– 加工食品にはこれらが失われている
4. 短鎖脂肪酸の重要性
– 善玉菌が作る
– 腸粘膜のエネルギー源
– バリア機能を強化、炎症を抑える
5. タンパク質の質が大事
– 高品質なタンパク質:小腸で消化、悪玉菌が増えにくい
– 低品質なタンパク質:大腸で腐敗、有害物質産生
6. 加工食品の問題点
– 無機鉄、高温処理、低品質タンパク質、添加物
– 腸内環境を悪化させる
7. 自然な食事は腸内細菌の多様性を高める
– 多様な食材 → 多様な善玉菌
– シンバイオティクス効果
– 免疫力向上、全身の健康
8. 腸は「第二の脳」
– 気分や行動にも影響
– 腸内環境を整えることが、全身の健康につながる
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私たちにできること
ハカセ 腸内環境を整えるための実践的なアドバイスをしましょう。
フード選びのポイント
1. 原材料の質を確認
– 「新鮮な肉」「○○肉」と明記されているもの
– 「肉副産物」「ミール」が主原料のものは避ける
2. 無機鉄の添加が少ないもの
– 「硫酸鉄」が添加されているか確認
– 可能なら、天然の鉄源(レバーなど)を使用しているもの
3. 添加物が少ないもの
– BHA、BHTなどの合成酸化防止剤は避ける
– 天然由来の酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリーエキスなど)
4. プレバイオティクス配合
– オリゴ糖、イヌリン、フラクトオリゴ糖など
– ただし、過剰だと下痢になるので適量
日々の食事
1. 新鮮な肉、魚をトッピング
– 生肉(衛生的に管理されたもの)
– 軽く加熱した肉、魚
– プロバイオティクス効果
2. 内臓を取り入れる
– レバー、心臓、腎臓(週1〜2回)
– オリゴ糖、ムコ多糖類が豊富
3. 骨付き肉、または骨ごと食べられる小魚
– グリコサミノグリカン
– 腸内細菌の多様性を高める
4. 少量の発酵食品(猫用)
– 猫用のヨーグルト、ケフィア(無糖、少量)
– プロバイオティクス補給
5. 少量の植物性食材(任意)
– かぼちゃ(蒸したもの、少量)
– ブルーベリー(数粒)
– ポリフェノール、食物繊維
プロバイオティクス・サプリメント
使うべき場合:
– 抗生物質治療後
– 下痢や便秘が続く
– ストレスが多い時期(引っ越し、新入り猫など)
選び方:
– 猫専用のプロバイオティクス
– 複数の菌株が含まれるもの
– 生菌数が明記されているもの(1億〜100億CFU以上)
注意:
– 免疫抑制状態の猫には使わない
– 獣医師と相談
観察ポイント
便の状態:
– 形が良い、臭いが少ない → 腸内環境◎
– 下痢、便秘、悪臭 → 腸内環境悪化のサイン
被毛・皮膚:
– ツヤがある、皮膚トラブルがない → 腸内環境◎
– 被毛がパサパサ、皮膚炎 → 腸内環境が影響している可能性
行動:
– 元気、食欲がある → 腸内環境◎
– 元気がない、食欲不振 → 腸内環境も要チェック
次回予告
ハカセ 次回Vol.6では、「『新鮮』には意味がある──生命力という栄養素」という話をします。
実は、酵素は「生きている」んです。
そして、抗酸化物質は時間とともに失われていきます。
加工の過程で失われるもの、「賞味期限2年」のフードに欠けているもの…
「新鮮さ」という、目に見えない栄養素があるんですよ。
ハカセ 科学では「測定できないもの」は軽視されがちです。でも、「生命力」は確かに存在するんです。
次回も、自然の奥深さに驚くはずですよ。お楽しみに!
1. 腸内細菌は「もう一つの臓器」
数兆個、体重の2〜4%。猫の健康の「要」。
2. 人工鉄は悪玉菌を増やし、腸を傷つける
ヘム鉄は腸内細菌に優しい。同じ鉄でも、形が違えば影響が全く違う。
3. 自然な食材には「腸内細菌へのご馳走」がある
オリゴ糖、ムコ多糖類、ポリフェノール。加工食品には失われている。
4. 短鎖脂肪酸の重要性
善玉菌が作る、腸粘膜のエネルギー源。バリア機能を強化。
5. 自然な食事は腸内細菌の多様性を高める
多様性 = 健康。シンバイオティクス効果。
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次回予告:Vol.6「『新鮮』には意味がある──生命力という栄養素」お楽しみに!
