#1.なぜ『完全栄養』が不完全なのか- 総合栄養食の最大の欠点は不足ではなく”過剰ピーク”
そもそも…必須栄養素の全種類を一気に取るのは不自然じゃない? もしあなたが毎食、マルチビタミン10錠を食事代わりに飲んだらどうなるか? 毎食マルチビタミン10錠。朝昼晩、これだけを飲み続ける。必須栄養素は全て含まれている … 続きを読む
猫特有の尿路疾患リスクとその対策について。尿の濃縮能力が高い猫の生理学的特徴から、尿路結石の種類と予防法、療法食の選び方、水分摂取を促す工夫まで、科学的根拠に基づいた情報を考察。
そもそも…必須栄養素の全種類を一気に取るのは不自然じゃない? もしあなたが毎食、マルチビタミン10錠を食事代わりに飲んだらどうなるか? 毎食マルチビタミン10錠。朝昼晩、これだけを飲み続ける。必須栄養素は全て含まれている … 続きを読む
栄養学の基本原理“The dose makes the poison” 毒性は用量依存。パラケルススの命題「毒かどうかを決めるのは用量(濃度×時間)」は栄養にも等しく当てはまる。 必須栄養素でも閾 … 続きを読む
今回のレポートは長くなったのでコメントと解説を別に用意した。この記事が難しいと感じたならこちらの記事へ。 「猫は10歳過ぎると仕方がない」という責任逃れの免罪符 「10歳の壁」は統計的事実である 多くの獣医師や飼い主が感 … 続きを読む
もし猫が話せたら、こう言うだろう:「人間たちは僕たちに何をしたの?そのご飯に入っている尿路に配慮ってなに?」 このひとつ前の記事(猫の尿路結石対策の真実|療法食で石の種類が変わっただけ?業界の構造を解説)でストルバイト結 … 続きを読む
参考:シュウ酸カルシウム結石の恐怖|猫の「治せない病気」 猫の健康トラブルでトップクラスに多いのが下部尿路疾患。 だから「尿路に配慮」と言われると、「あ、うちの子もそこ心配…」と直結して響く。 実際は「すべての猫に必須の … 続きを読む
「猫の便? ただの残りカス(残渣)でしょ?」――そう思っていた。実はその便こそが、腎臓を守る“もう一つの出口”だったとは・・・。多くの飼い主が見落としている事実。それは 「便」が腎臓と尿路の安全弁として働いている という … 続きを読む
猫の下部尿路疾患(FLUTD)や尿路結石は、現代の家庭猫でとても多い病気のひとつだ。 とくに1980年代以降、結石の種類や傾向が大きく変化。1981年には78%を占めていたストルバイト結石が、2000年代にはシュウ酸カル … 続きを読む
よく聞く”専門家の常識”を検証する ストルバイト結石予防のため、猫の餌は1日2回にすべき──最近、こんな専門家の発言をSNSでよく目にする。 「食後は胃酸が分泌されて尿がアルカリに傾く。1日2回な … 続きを読む
記事執筆の経緯:「植物性タンパク推し」研究への疑問から この記事を書くきっかけは、猫における植物性タンパク質の生理学的影響を調査していた時の素朴な疑問だった。 調査開始時の仮説 当初は「植物性タンパク質が猫の生理機能にど … 続きを読む
1. RAAS(レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系)は血圧・体液調節の最強システム 緊急時は生命を救うが、慢性活性化は腎機能を悪化させる 猫では低ナトリウム状態で異常に活性化する 2. ナトリウム制限が猫の腎臓に … 続きを読む
1. 従来の常識「猫に塩分は危険」は科学的根拠不足だった 20年間の厳密な研究で高ナトリウム耐性が確立 血圧や腎機能への悪影響は確認されず 2. 進化的背景:猫は「血液を飲む肉食動物」として進化 獲物の血液は0.8-0. … 続きを読む
従来の「1日2回給餌が理想」という考え方は科学的根拠に欠けており、実際には以下の問題を引き起こす: 空腹時間が長すぎることによる嘔吐(胃酸過多・胆汁逆流) 尿pHの極端な変動による結石形成リスク増加 水分摂取不足による尿 … 続きを読む
猫に少量頻回の食事が適する理由 生理学的観点(膵酵素分泌や消化機能) 行動学的観点(野生下における採食パターン) 栄養学的観点(血糖、代謝への影響) 生理学的観点(膵臓酵素の分泌パターン・消化機能) 小さい胃容量と嘔吐の … 続きを読む
「水をもっと飲ませよう」では解決しない 動物病院で「猫ちゃんはもっと水を飲むようにしてください」と言われた経験は?そして帰宅後、慌てて水飲み用のファウンテンを購入したり、家中に水入れを設置したりした人も多いはずでは。で … 続きを読む