乳酸菌ビジネスにうんざりしている

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「腸内環境を整えましょう」「善玉菌を増やしましょう」──ペットフード売り場やオンラインショップを覗けば、そこら中に乳酸菌サプリメントが並んでいる。しかも、人間用と比べて3倍から5倍の価格で。 正直に言おう。私はこの「乳酸 … 続きを読む

自然の完璧な栄養設計──人工栄養では真似できない生物学的利用能

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ハカセ×MIA人間と猫のカラダから読み解く対談シリーズ Vol.7 自然が設計した完璧な栄養バランス──鉄と亜鉛が教えてくれること 生物学的利用能──バイオアベイラビリティ MIA ハカセ、サプリメントや添加物入りのフー … 続きを読む

#2“自然な競合”と“人工的な競合”-総合栄養食の最大の欠点は不足ではなく”過剰ピーク

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前回|総合栄養食の落とし穴|猫の腎臓を蝕む栄養過剰ピークの真実 同じトランスポーター、異なる結果 鉄・亜鉛・銅は小腸で輸送経路を部分的に共有する。鉄は主にDMT1、亜鉛は主にZIP4、銅はCtr1が主要経路だが、DMT1 … 続きを読む

#1.なぜ『完全栄養』が不完全なのか- 総合栄養食の最大の欠点は不足ではなく”過剰ピーク”

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そもそも…必須栄養素の全種類を一気に取るのは不自然じゃない? もしあなたが毎食、マルチビタミン10錠を食事代わりに飲んだらどうなるか? 毎食マルチビタミン10錠。朝昼晩、これだけを飲み続ける。必須栄養素は全て含まれている … 続きを読む

猫の無機リン「安全な上限」を探る:Waltham 7ヶ月研究が明らかにしたこと

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参考:猫におけるリンの吸収率|「リンの総量」ではなく「リンの種類」に注目すること。 要約 研究の概要 Waltham Petcare Science Instituteが2021年に発表した、健康な成猫75匹を対象とした … 続きを読む

#5自然食では起きない栄養過剰症 ─ サプリという安全装置を外した爆弾

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前回|猫の隠れた欠乏症|総合栄養食でも起きるミネラル不足の真実 栄養の「多すぎ」という盲点 栄養は足りなくても病気になる。これは常識だ。 だが、多すぎても命を奪う──その事実を知る人は少ない。 そして重要なことがある。 … 続きを読む

#4人工的競合が生む「隠れた欠乏症」- 総合栄養食の最大の欠点は不足ではなく”過剰ピーク”

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前回|猫の手作り食で過剰ピーク回避|総合栄養食より優れる理由と実践法 見えない欠乏症のパラドックス 総合栄養食のパッケージには「完全栄養」「全ての必須栄養素を含有」と記載されている。理論上、欠乏症は起こり得ないはずだ。 … 続きを読む

野良猫が教えてくれる「本来の猫食」──Plantinga 2011 獲物モデル

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「キャットフードの栄養基準は、本当に猫にとって適切なのか?」そんな疑問から、この研究は始まった。科学者たちは、世界中で自由に暮らす野良猫たちが自然の中で実際にどんな獲物を食べているのかを徹底的に調べ、その栄養構成を数値化 … 続きを読む

“欠乏を防ぐ基準”と“生命力を最大化する基準”は別物

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ここに並ぶ4つの研究──Plantinga(2011), Kremen(2013), Dierenfeld(2002), Kerr(2014)。いずれも、「猫が自然界で実際に何を、どれだけ食べているのか」を科学的に解明し … 続きを読む

野生の食卓を、もう一度覗いてみよう|獲物モデル栄養成分研究の詳細対比表

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野生の食卓を、もう一度覗いてみよう。猫の食性を語るとき、最も信頼できる答えは“獲物そのもの”の中にある。 ここに、4つの研究論文がある。それぞれは異なる角度から「猫が自然界でどのような栄養を摂取してきたのか」を解き明かそ … 続きを読む

猫のタンパク質必要量──NRC/AAFCO/FEDIAFの基準が低すぎる件についての考察

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要旨 現行のNRC/AAFCO/FEDIAF基準は維持下限(NRC=50 g/1000 kcal、AAFCO=65 g/1000 kcal、FEDIAF=62.5(MER100)/83.3(MER75) g/1000 k … 続きを読む

#5-1付録―天然サプリだから高額で安全?それは濃縮した時点で工業製品。

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この記事は前回の付録記事|自然食では起きない栄養過剰症─サプリという安全装置を外した爆弾 「天然」という言葉の魔力 手作り食のセミナーに参加した飼い主から相談を何件か受けている。受講料は二桁万円、そして最後に勧められるサ … 続きを読む

#1.鉄分は基本リサイクルで回る―鉄は必須栄養素なのに”酸化の火種”

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猫が鉄欠乏も過剰もリスクになる理由 なぜ鉄は必須なのにリスクもあるのか 鉄は赤血球のヘモグロビンを構成し、全身に酸素を運ぶために絶対に欠かせない栄養素だ。猫も人も、鉄なしでは生きていけない。しかし同時に、鉄は「酸化しやす … 続きを読む

#3.手作り食なら過剰ピークの心配はないのか?

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前回|猫のミネラル競合問題|総合栄養食vs手作り食の吸収率の真実 自然界の猫は、30種の栄養素を一度に摂ったことはない。 手作りの本質的な優位性 総合栄養食には構造的な欠陥がある。30種類以上の栄養素を同時に小腸へ送り込 … 続きを読む

#2-1実測値試算“自然な競合”と“人工的な競合”-総合栄養食の最大の欠点は不足ではなく”過剰ピーク

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この記事は前回の記事の注記 猫のミネラル競合問題|総合栄養食vs手作り食の吸収率の真実 注記・実測値データ補強 【実測値コラム1】実際のキャットフードのミネラル含有量 市販プレミアムフード5製品の分析値(乾物基準/DM) … 続きを読む

総合栄養食なのに栄養成分非開示の日本、栄養成分ブラックボックスの実態

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総合栄養食と表示されたペットフード。しかし日本では詳細な栄養成分の表示義務がなく、飼い主は中身を知らずに選んでいる。飼い主も獣医も「総合栄養食」という言葉のもとに思考停止しているのが現状。 海外との規制の差、リコール問題 … 続きを読む

手作り食にAAFCOやFEDIAF基準をそのまま当てはめるのは疑問

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手作り食に「フード基準」を機械的に当てはめる必要はない—吸収率の違いを理解する 手作り食にAAFCOやNRCの基準を厳密に当てはめようとすると、多くの飼い主が「数値が足りない」と不安になったり、逆にサプリメントで過剰摂取 … 続きを読む

人間には禁止、犬猫にはOKという狂った規制の実態

人間には禁止、犬猫にはOKという狂った規制の実態

「家族同然」と言いながら、実は人間が食べられないものを平気でペットに与えている日本の現実。【人間 > 家畜 > ペット】という序列を知っていただろうか? 農林水産省と環境省のQ&Aで明確にされている通 … 続きを読む

栄養学の原則 #1 – 必須栄養素でも過剰は毒になる:”The dose makes the poison”

必須栄養素であっても、過剰は毒になる"The dose makes the poison"のアイキャッチ画像

栄養学の基本原理“The dose makes the poison” 毒性は用量依存。パラケルススの命題「毒かどうかを決めるのは用量(濃度×時間)」は栄養にも等しく当てはまる。 必須栄養素でも閾 … 続きを読む

加工食品、人間で証明された悪影響、猫で同じことが起こらないはずがない?!

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「加工食品だけ食べて健康に生きられる」と証明した研究は、この世に存在しない。 むしろ、科学が突きつけているのは正反対の現実だ。人間における膨大な研究データが示すのは、加工食品中心の食生活がもたらす確実な健康被害。そして、 … 続きを読む

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