栄養学の原則 #1 – 必須栄養素でも過剰は毒になる:”The dose makes the poison”
栄養学の基本原理“The dose makes the poison” 毒性は用量依存。パラケルススの命題「毒かどうかを決めるのは用量(濃度×時間)」は栄養にも等しく当てはまる。 必須栄養素でも閾 … 続きを読む
完全肉食動物である猫の食と栄養について総合的な基礎知識を詳しく見ていく。肉食動物としての特性、6大栄養素の働き、適切な食事回数と量、フード選びのポイントまで。初心者から上級者まで役立つ、猫の食生活に関する総合的な情報を考察。
栄養学の基本原理“The dose makes the poison” 毒性は用量依存。パラケルススの命題「毒かどうかを決めるのは用量(濃度×時間)」は栄養にも等しく当てはまる。 必須栄養素でも閾 … 続きを読む
「加工食品だけ食べて健康に生きられる」と証明した研究は、この世に存在しない。 むしろ、科学が突きつけているのは正反対の現実だ。人間における膨大な研究データが示すのは、加工食品中心の食生活がもたらす確実な健康被害。そして、 … 続きを読む
猫は10歳を超えるとガクッと疾患が増える?シニア期の糖尿病・腎疾患の原因と予防のコメント解説記事 「仕方がない」で片付けてはいけない現実 「猫ちゃんはねぇ、、10歳になったら急にガクッとくるんですよ…加齢だか … 続きを読む
今回のレポートは長くなったのでコメントと解説を別に用意した。この記事が難しいと感じたならこちらの記事へ。 「猫は10歳過ぎると仕方がない」という責任逃れの免罪符 「10歳の壁」は統計的事実である 多くの獣医師や飼い主が感 … 続きを読む
疫学と有病率の最新データ 猫の糖尿病は、かつては珍しい疾患とされていたが、近年では世界各地で確実に臨床現場で見かける頻度が増えている病気である。最新の疫学データを詳しく見ると、英国の大規模調査(VetCompass, 2 … 続きを読む
MIA 今日のテーマは『塩と糖』ですね。でも正直、どちらも『現代病の犯人』みたいなイメージがあります。塩は高血圧の原因、糖は肥満の元凶って言われますよね? ハカセ ああ、その先入観こそが今日お話ししたいことなんです。確か … 続きを読む
油脂・脂肪酸一覧 油の種類 主な脂肪酸 酸化安定性 栄養的特徴 社会的イメージ・背景 ココナッツオイル 中鎖脂肪酸(ラウリン酸など) ◎ 非常に強い 燃料用、必須脂肪酸ほぼゼロ 「健康志向」「美容オイル」人気だが、栄養面 … 続きを読む
海外の猫手作り食レシピでよく見かける「塩1.5 tsp」という指示。一見多すぎるように感じるが、実際のナトリウム量はどれくらいなのか?日本で手に入る普通の塩で置き換える場合の適切な量を検証する。 海外レシピの実例 猫の手 … 続きを読む
ナトリウム(塩分)は、猫や犬にとって軽視できない必須ミネラル。体液の浸透圧や血圧の維持、神経伝達、筋肉の収縮、腎臓のろ過機能など、生理機能のあらゆる場面で働く。 日本の飼い主は「減塩」=「身体にいい」というマーケティング … 続きを読む
要約 無機リン(リン酸ナトリウムなど)を 1.5 g/1000 kcal 以上あげると、健康な猫でも腎臓に悪影響が出る。 1 g/1000 kcal なら、長期の研究でも腎臓に悪い影響は確認されていない。 この根拠は、2 … 続きを読む
はじめに そもそも「自然な手作り食」を「人工的なペットフード基準」と比較すること自体がナンセンスだが…動物病院に行くたびに「ご飯は総合栄養食ですか?」と聞かれ、その都度の説明が非常に面倒。 ついに私の周りの手 … 続きを読む
「サプリを飲んでいるのに、なぜ効果を感じないのか?」 「ビタミンCのサプリを毎日飲んでいるのに、風邪をひきやすい」 「カルシウムサプリを摂っているのに、骨密度が改善しない」 「プロテインパウダーを飲んでも、なんだか効果を … 続きを読む
魚類 食品番号 食品名 データベースリンク 10_10060_7 いわし/缶詰/水煮(固形+液汁合計) DB 10_10164_7 さば/缶詰/水煮(固形+液汁合計) DB 10_10261_7 まぐろ類/缶詰/水煮 D … 続きを読む
よく聞く”専門家の常識”を検証する ストルバイト結石予防のため、猫の餌は1日2回にすべき──最近、こんな専門家の発言をSNSでよく目にする。 「食後は胃酸が分泌されて尿がアルカリに傾く。1日2回な … 続きを読む
Ca:P比=1:1〜1.3:1カルシウム比率はどこから? 猫の手作り食では「Ca:P比=1:1〜1.3:1」が必須とされることが多い。しかし、その根拠は何なのだろうか? AAFCOやFEDIAFでも基準値が示されているが … 続きを読む
記事執筆の経緯:「植物性タンパク推し」研究への疑問から この記事を書くきっかけは、猫における植物性タンパク質の生理学的影響を調査していた時の素朴な疑問だった。 調査開始時の仮説 当初は「植物性タンパク質が猫の生理機能にど … 続きを読む
エグゼクティブサマリー 結論:炭水化物2〜5%は「腎臓を直接守る」わけではないが、代謝の余裕と水分保持の観点から”自然で有益な少量”と考えるのが妥当。2〜5%が自然モデルに最も近く、最大でも10% … 続きを読む
はじめに 「猫は完全肉食だから炭水化物ゼロで良い」という一般的な説がある。けれど、実際に”獲物”をモデルにするとゼロではない。今回は「ほんの少しの炭水化物」がどこから来るか、どんな意味を持つかを考 … 続きを読む
猫に少量の炭水化物を与えると、腸内細菌が「タンパク質を分解して毒を作る方向」から「糖を使って発酵する方向」にシフトしやすい。このシフトによって、アンモニアやp-クレゾールなどの有害代謝物が減り、腸内環境が改善されることが … 続きを読む
土俵の違う2つを比べてみた NRC基準:不足を避けるための「最低限」 獲物モデル:野生に近づける「自然型」猫の手作り食(Prey Model Raw)完全ガイド この2つはそもそも土俵が違う。 NRCは「合成フードを保 … 続きを読む