現代の猫に蔓延する「カロリー栄養失調」
「カロリー栄養失調」同じカロリーでも質が違えば健康状態が正反対 現代の室内飼い猫の多くが、カロリー計算上は十分な食事を与えられているにも関わらず、栄養失調状態にあるという深刻な問題が浮き彫りになっている。獣医師が推奨する … 続きを読む
猫の特異性、代謝機能や身体的機能、食性などのNOTEです。犬と違って人間よりに進化してこなかった猫。猫は【完全肉食】【義務的肉食】【真性肉食】ということをしっかりと理解するため、様々な角度から深堀していきます。
「カロリー栄養失調」同じカロリーでも質が違えば健康状態が正反対 現代の室内飼い猫の多くが、カロリー計算上は十分な食事を与えられているにも関わらず、栄養失調状態にあるという深刻な問題が浮き彫りになっている。獣医師が推奨する … 続きを読む
この記事の注意点 このカロリー計算は「市販のキャットフード」を前提とした計算方法で、猫本来の食性を考えると大きな問題がある。 問題点: 自然な食事との乖離: 野生の猫は小動物を丸ごと食べ、自然にPFCバランス(蛋白質70 … 続きを読む
注意 この記事はあくまでも「調査」であり、カロリーの重要さを提言しているものではない。いくらカロリーが足りていても、猫本来の食性(完全なる肉食)よりかけ離れていれば質が劣り、結果的に猫の健康を損なう。このサイトにたどり着 … 続きを読む
Summary by MIA • 野生猫の本来の食餌:カロリーの52%をタンパク質、46%を脂肪、わずか2%を炭水化物から摂取している • 現代フードとの大きな乖離:商業ドライフードの多くは炭水化物が20-50%と過剰で … 続きを読む
Summary by MIA 猫は完全肉食動物:野生猫の獲物には炭水化物が1-2%、市販ドライフードには35-50%もの炭水化物が含まれ、猫の自然な食性とは大きくかけ離れている。 消化能力の限界:猫はでんぷん分解酵素が犬 … 続きを読む
📌過剰な炭水化物が猫の体に与える負担:学術文献調査こを基にした解説記事はこちら はじめに 猫は進化的に偏性肉食動物(obligate carnivore)であり、その代謝システムは動物組織のみから構成される低炭水化物食に … 続きを読む
はじめに 猫は進化上の偏性肉食動物として、炭水化物をほとんど含まない獲物を食べてきた。しかし、現代のペットフードには相当量の炭水化物が含まれており、これが猫の健康に与える影響について国際的な研究が活発に行わ … 続きを読む
📌猫の成長段階別タンパク質必要量:海外学術文献に基づく調査を基にした解説記事はこちら1.2 猫の成長段階別タンパク質必要量:国際学術文献による包括的調査 国際的な学術研究により、従来のタンパク質最小基準では猫の最適な健康 … 続きを読む
ドライフードを食べて100mlの水を飲むのと、ウェットフードから100mlの水分を取るのは同じ?ドライフードをふやかせば水分摂取に効果的? 猫にとって水は「別に与えればいい」じゃなく「食べ物と一緒に“食わせる”」ことが、 … 続きを読む
Summary 猫の成長段階別脂質必要量の要約(6つのポイント) 猫の成長段階別脂質必要量の要約(6つのポイント): 1. 猫は完全肉食動物で特殊な脂質ニーズがある 猫は植物由来の脂肪酸を体内で変換できないため、肉や魚に … 続きを読む
📌こ猫の成長段階別脂質必要量:海外学術文献に基づく調査を基にした、わかりやすい解説記事はこちら 最新の海外学術研究と専門機関(AAFCO、NRC、FEDIAF等)の公式ガイドラインに基づく分析により、猫の脂質必要量は成長 … 続きを読む
Summary • NRC 2006基準は現在も業界で使用されているが、策定から19年経過し、最新研究により大幅な見直しが必要とされている • 最も重要な発見として、猫の筋肉量維持には従来のNRC基準(50g/1,000 … 続きを読む
Summary • 従来の猫タンパク質基準(1.5g/kg/日)は窒素バランス法に基づいており、実際の筋肉量維持には不十分だった • 2013年Laflamme研究により、猫の筋肉量維持には従来基準の3.5倍(5.2g/ … 続きを読む
Summary • 猫の筋肉量維持には最低5.2g/kg体重/日のタンパク質が必要で、これは従来のAAFCO基準(約3-4g/kg/日)の約2倍に相当 • シニア猫(10歳以上)では6.0-8.5g/kg体重/日と成猫よ … 続きを読む
Summary 猫は「完全肉食動物(obligate carnivore)」で、肉中心の食生活に特化した消化管構造 胃の容量は小さく(約60〜100mL程度) 食べ物が胃を通過する時間も短く、1〜2時間でほぼ胃を空にでき … 続きを読む
脂質の世界「PUFAって?」 脂質を理解するのは、楽器を理解するのと似ている。ピアノもギターもバイオリンも全て「楽器」だけど、それぞれ音色や特徴が全然違うよね。脂質も同じで、「脂肪酸」という大きなグループの中に、性格の異 … 続きを読む
1日4回の少量頻回の給餌が猫の消化器系に与える健康上のメリットについて記事を書いてきたが、さらに追加する。 猫において少量頻回の食事が適している理由 – MIA MY NOTE|猫の栄養学|猫の生態学|人の栄養学|伝統栄 … 続きを読む
猫の本来の食性とは 猫は生まれながらの完全肉食動物である。野生の猫を観察すると、1日に10~20回もの小さな狩りを行い、ネズミや小鳥といった小型の獲物を頻繁に捕食している。これは「少量頻回食」と呼ばれる食事パターンで、猫 … 続きを読む
肝臓の基本的な機能と役割 肝臓の役割 肝臓は「体の総合管理センター」。 栄養の貯蔵・変換、毒素の無害化、消化の補助、免疫防御など、生命維持に必要なあらゆる化学処理を一手に担う「体内最大の化学工場」として機能。 肝臓とは何 … 続きを読む
膵臓の基本的な機能と役割 膵臓の役割 膵臓の役割は「食べ物の消化と血糖値の調節」。 消化酵素を分泌して栄養素を分解し、同時にインスリンやグルカゴンを分泌して血糖値をコントロールする、生命維持に不可欠な二つの機能を担ってい … 続きを読む