手作り食“危険論”はどこから来たのか? 情報の流れを考える
極端事例の一般化:UC Davis研究で問題とされた手作り食レシピは、カルシウム源なし・ツナ缶のみ・炭水化物主体など明らかに不適切なものが大半を占めていた 科学的装いの曖昧表現:「手作り食で骨の病気が最も多いようである」 … 続きを読む
猫の特異性、代謝機能や身体的機能、食性などのNOTEです。犬と違って人間よりに進化してこなかった猫。猫は【完全肉食】【義務的肉食】【真性肉食】ということをしっかりと理解するため、様々な角度から深堀していきます。
極端事例の一般化:UC Davis研究で問題とされた手作り食レシピは、カルシウム源なし・ツナ缶のみ・炭水化物主体など明らかに不適切なものが大半を占めていた 科学的装いの曖昧表現:「手作り食で骨の病気が最も多いようである」 … 続きを読む
SNSにあふれる「セカンドオピニオン」の声 SNS検索で「動物病院 セカンドオピニオン」「獣医 セカンドオピニオン」とサーチすると、飼い主たちの生の声であふれている。詳細を辿ってよく観察すると、セカンドオピニオンで救われ … 続きを読む
1. RAAS(レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系)は血圧・体液調節の最強システム 緊急時は生命を救うが、慢性活性化は腎機能を悪化させる 猫では低ナトリウム状態で異常に活性化する 2. ナトリウム制限が猫の腎臓に … 続きを読む
1. ホメオスタシスはミネラルが土台 神経・ホルモン・免疫の三位一体システム ミネラルバランスが整って初めて正常機能 2. 猫と人は生理的感度が大きく違う 猫:汗腺なし、高血糖になりやすい、浸透圧変化に超敏感 人:発汗で … 続きを読む
ホメオスタシスとは ホメオスタシス(恒常性)とは、生体が内部環境を一定の範囲内に維持するための自己調節プロセス。この概念は1926年に生理学者ウォルター・キャノンによって提唱された。 ホメオスタシスが働かないとどうなるか … 続きを読む
1. 業界構造 ① 市場の特徴 寡占状態 世界市場はマース(Royal Canin、Pedigree等)、ネスレ(Purina等)、コルゲート・パルモリーブ(Hill’s Science Diet)などが大き … 続きを読む
猫の食事は「手作り派」か「市販派」かで語られることが多い。しかし実際には、どちらにも栄養バランスの深刻な落とし穴が存在する。確かにUCデイビス大学の研究は手作り食の栄養不足を浮き彫りにした。しかし市販フードはどうなのだろ … 続きを読む
2008年当時、猫の食事はほぼ例外なく市販フードが中心で、手作り食は一部の愛好家だけがやっているニッチな存在だった。 それから10年後の2018年、状況は一変。米国やオーストラリアなどの調査で、市販フードのみを食べる猫は … 続きを読む
人間の基準と猫の全獲物モデルの乖離 手作り食で数字に悩む前に はじめに 手作り食をしていると必ずぶつかる壁——NRCやAAFCOの栄養基準。表を見れば「リンは0.5g/1000kcal」なんて書いてあるけれど、実際に肉や … 続きを読む
「商業用ペットフードが普及してから、犬や猫の寿命が飛躍的に延びた」——「ドライフードの方が口内環境に良い」と同じぐらいこの通説を聞いてきたし、なんとなくそうなんだと思い込んできた。 証明されていない神話を検証する しかし … 続きを読む
よう、人間ども。今日も俺たちをモフモフして、肉球プニプニして、あの変な声で「かわいい〜」とか言って満足したか? 今日も俺たちの神聖な毛並みをベタベタ触りまくり、朝っぱらから顔突っ込んでスーハースーハーやりやがって、ったく … 続きを読む
海外の猫の手作り食コミュニティでもよく議論される話だが、やはりNRC 2006の基準は古くなっている。栄養学において、人間の研究や基準を当てにするより、猫が本来何を食べてきたかに立ち戻るのが最もシンプルで確実なアプローチ … 続きを読む
「腎臓は“濃い尿”と“脱水”に弱い臓器」→ 水分摂取が多いほど、腎臓寿命は延びる傾向にある ※ただし・・・過剰な水分摂取(100ml/kg/日超)は心臓に負担 ※健康な猫でも水分摂取量が過度に増加すると、腎臓の水分再吸収 … 続きを読む
はじめに ― 手作り食は「情報戦」じゃない 手作り食を始めると、様々な情報や意見に囲まれることになる。「これが正解」「あれは危険」という声の洪水の中で、多くの飼い主が迷子になってしまう。 でも本当に大切なのは、人の意見 … 続きを読む
実際に手作り食をやってる飼い主さんからよく聞く話「手作り食を・・・」といった瞬間から獣医の態度が変わる問題。実際に私も数回経験している。例えば・・・ 「何かあると手作り食のせい」パターン 軟便 → 「手作り食だから栄養バ … 続きを読む
はじめに ― 実践は「足し算」より「引き算」で考える ここまでで、猫という動物の特徴、必要な栄養、使える食材がわかってきた。でもいざ実践しようとすると、「どれだけ入れればいい?」「どうやって保存する?」「食べないときは? … 続きを読む
はじめに ― 食材の役割は「栄養を満たす」だけじゃない 手作り食は「何を選び、どう使うか」がすべて。そしてその判断軸は、猫の生理と代謝に合った栄養価・消化性・安全性に基づくべき。 このフェーズでは、使える食材とその特徴、 … 続きを読む
はじめに ― 栄養素は”足すもの”ではない 猫の食事を設計する際、「タウリンを足す」「カルシウムを足す」といった足し算思考に陥りがち。けれども、本当に必要なのは、「なぜその栄養素が必要なのか」と … 続きを読む
はじめに ― なぜ”猫の本質”から始めるのか 猫の食事を考えるとき、「何を与えるか」ばかりに目が向きがち。でも本質的な問いはむしろ逆だ。”与える相手である猫が、どんな動物なのかR … 続きを読む
はじめに ― 我が家の愛猫のために手作り食を始めようと思ったのは、3年前の春。 それはとてもショッキングな出来事だった。愛猫がシニア(14歳.13歳.10歳)に入り、続けて皆病気を発症したのだ。しかもそのうち2匹は片方 … 続きを読む