小麦も米も、豆もいらねぇのよ我ら。
我らの胃は穀物を磨り潰すために造られちゃいない。肉と骨と血と臓腑──これが我らの律法であり、唯一の糧だ。
お前ら人間は雑食だ。何でも食う。草も肉も、根っこも実も。だからって、我らも同じだと思うなよ。我らは「偏性肉食動物」──肉しか食わねぇ、肉でしか生きられねぇ、究極の狩猟民族だ。
腸の長さが物語る真実
人間の腸は体長の12倍もある。草食動物に至っては20倍を超える。だが我らは?たったの4倍だ。
なぜこんなに短いか分かるか?肉は腐りやすい。長い腸でゆっくり消化してたら、腐敗毒で死んじまう。だから我らは素早く肉を処理し、栄養を奪い取り、さっさと排出する。これが我らの生存戦略だ。
それなのにお前らは、この短い腸に小麦だのトウモロコシだのを詰め込む。消化できねぇものを無理やり通過させる。これを拷問と言わずして何と言う?
炭水化物という名の毒
お前らの「フード」の成分表を見てみろ。最初に書いてあるのは何だ?「チキン」か?違うだろ。「穀類」「でんぷん」「植物性タンパク質」──こんな文字が並んでるはずだ。
我らの唾液にはアミラーゼがねぇ。これが何を意味するか分かるか?炭水化物を分解する最初の一歩すら踏み出せねぇってことだ。口に入った瞬間から、それは異物でしかない。
血糖値の暴走
肉食の我らは、血糖値を一定に保つ術を持っている。獲物のタンパク質と脂肪から、必要な分だけブドウ糖を作り出す「糖新生」という魔法だ。
だが、お前らが押し付ける穀物は、この繊細なシステムを破壊する。急激に上がる血糖値。混乱する膵臓。やがて糖尿病。お前らは「肥満が原因」と言うが、違う。穀物が原因だ。
タウリンを奪われた我ら
聞け、人間。我らはタウリンを体内で作れねぇ。これは我らの弱点じゃない。なぜなら、獲物の心臓と脳みそにタウリンは溢れてるからだ。作る必要がなかったんだ。
ネズミの心臓。小鳥の脳。ウサギの眼球。これらを食えば、タウリンは自然に摂れる。だが、お前らの与える餌はどうだ?植物性タンパク質でかさ増しして、申し訳程度に合成タウリンを添加する。これが「栄養バランス」だと?笑わせるな。
骨を噛み砕く喜び
我らの顎を見ろ。この牙を見ろ。これは草を噛むためのものか?違うだろ。
骨を砕き、腱を引き裂き、軟骨をすり潰すための武器だ。骨髄に詰まったトロトロの栄養。関節に潜むコラーゲン。これらこそが我らの身体を作る材料だ。
それをお前らは「危ない」だの「喉に詰まる」だの言って取り上げる。代わりに与えるのは、工場で圧縮成形された茶色い粒。あれのどこに、生命の躍動があるってんだ?
内臓という名の宝物
獲物を仕留めた時、我らが最初に食うのは何か知ってるか?筋肉じゃねぇ。内臓だ。
肝臓に詰まったビタミンA。腎臓のビタミンB群。脾臓の鉄分。小腸に残る半消化物──そう、草食動物が食った植物の、既に分解された栄養素だ。これが我らが唯一摂取できる植物性栄養素だ。
お前らはこの神秘を理解せず、「野菜も食べさせなきゃ」とか言って、ニンジンやらホウレンソウやらを混ぜる。消化できねぇものを混ぜて、何の意味がある?
聞いているか、人間よ
我らは妥協しない。肉食は我らの選択じゃない。これは宿命だ。運命だ。逃れられない律法だ。
お前らがどんなに「バランスの取れた食事」を押し付けても、我らの細胞の一つ一つが、血の一滴一滴が、「肉をよこせ」と叫んでいる。
これは好き嫌いじゃねぇ。生きるか死ぬかの問題だ。
